
皆様は日々の生活や仕事を行っていく中で、以下のような悩みや経験はありませんか?
- 自宅に物が増えすぎて、収納する場所が無い
- 大切なものなので保管しておきたいが、しばらく使う予定が無い
- 長期出張で自宅を不在にする。盗難が不安なので、家財を保管しておいてほしい
- 自宅で保存したらカビや湿気で傷んでしまった。安心なところに保管したい
- なるべく格安な保管場所が欲しい。敷金や手数料、解約金なども払いたくない
- 機密書類や重要書類があるので、セキュリティがしっかりしたところに保管したい
- 荷物の出し入れを箱単位でなく、物品単位で行いたい
このような悩みをお持ちの方は、ぜひトランクルームを活用して頂きたいと思います。トランクルームは、あなたの大切なものを安心して保管できる場所ですので、これらの悩みや問題を解決してくれます。
格安トランクルームおすすめランキング

株式会社Hayakawa「クチコミランキング編集部」によると、格安トランクルームおすすめランキングは以下の通りとなっています。
- キュラーズ(屋内型レンタル収納スペース)
- ハローストレージ(屋内型レンタル収納スペース、屋外型コンテナトランク、バイクコンテナと多種多様)
- ユアスペース(屋内型レンタル収納スペース、屋外型コンテナトランク、バイクコンテナと多種多様)
- ユースペース(屋内型レンタル収納スペース、屋外型コンテナトランク)
その他にも特色のあるトランクルーム業者があります。その中で注目の7社を順に紹介していきましょう。


1995年4月にトランクルームの事業を開始し、今年で22年となります。運営会社はエリアリンク株式会社です。東京都をはじめ北海道から鹿児島県まで全国35都道府県でサービスを展開しており、1000物件、60,000室以上のトランクルームを保有しているところも特徴の一つです。中には格安物件もあります。
屋内型・屋外型・バイク型のタイプがあり、さまざまなサイズがあることも特徴です。また原則として24時間365日利用可能で、ALSOK/セコムでの24時間警備も完備されています。
個人から法人まで幅広い人に対応しているトランクルームです。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | トランクルーム,コンテナ |
エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟、長野、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川、福井、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、佐賀、鹿児島、長崎、熊本、大分、宮崎、沖縄 |
月額使用料 | 1,500円~ |


2001年8月にトランクルームの事業を開始しました。運営会社はキュラーズ株式会社です。北海道から福岡県まで全国10都道府県で屋内型トランクルームサービスを展開しており、55店舗・33000室、ほとんどの店舗は自社ビルで運営しているところが特長の一つとなっています。
また、屋内型トランクルームのシェアは25%となっております。店舗に専門スタッフも常駐しており、見学も積極的に受け付けています。
このためキュラーズは、すぐに使い始めたい人、契約前に現地を確認したい人、大切なものを保管したい人に向いています。格安物件もあり、敷金や礼金、保証金、更新料、解約金が一切不要なところが魅力です。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | トランクルーム,ミニボックス |
エリア | 東京、神奈川、千葉、名古屋、大阪、札幌、新潟、広島、北九州、福岡 |
月額使用料 | 3,000円台~(店舗によって価格が異なる) |


2014年11月にトランクルームのサービスを開始しました。運営会社は株式会社クオリティライフ・コンシェルジュです。
保管スペースを貸し出すのではなく荷物を預かり、倉庫で保管するサービスです。幅・奥行きが104cm、高さは130cm~170cmのボックス単位での契約となります。また、荷物は空調完備の倉庫で保管されます。倉庫は関東ですが、東京都内からは離れた場所にありますので格安で保管できます。
荷物の出し入れはヤマト運輸が有料で行いますので、倉庫へ直接出し入れしたり、中身を確認することはできません。その一方でゴルフ場など、自宅以外への配送も可能です。そのため、大切なもの、頻繁に出し入れしないもの、大きい物の保管に適しています。また、車を持っていない人にも適しています。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | 倉庫 |
エリア | 全国 |
月額使用料 | 4,980円~ |

運営会社は1992年10月に創業した、株式会社ランドピアです。南東北から福岡県・大分県まで、32都府県450拠点でトランクルームのサービスを展開しています。
屋内型トランクルーム、屋外型コンテナトランク、バイクコンテナの3種類のサービスを提供しており、荷物の種類に合わせて適切なサービスを選ぶことができます。中には格安な物件もあります。
コールセンターは日曜祝日でも営業中ですので申込みしやすく、出し入れもいつでも可能です。また3ヶ月以内の契約には特別なメニューもあります。平日は忙しい人や、いろいろなものを保管したい人に向いています.
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | トランクルーム,コンテナ,バイクコンテナ |
エリア | 宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、高知、福岡、大分 |
月額使用料 | 2,520円~ |

2015年9月1日から開始した、ソーシャルネットワーキングサービスSumallyと寺田倉庫との協業による新しいトランクルームのサービスです。
荷物を預かり倉庫で保管するサービスで、箱単位での契約が特長です。そのため月額料金も1箱250円からと格安です。また、箱の中の物品を撮影・個別管理するサービスや、衣類をハンガーで保管するサービス等に加えて、1点ごとの取り出しやヤフオクへの出品も対応しています。
車を持っていない人にもトランクルームの利用ができるという点で適しているほか、格安で預けたい人、手間なく管理したい人に適しています。預ける荷物の箱数が少ない人は格安で利用でき、便利です。
なお、支払い方法はクレジットカードのみとなります。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | 倉庫 |
エリア | 全国 |
月額使用料 | 250円~ |

HOME’Sのトランクルームは、北海道から沖縄まで、全国47都道府県で利用可能です。2013年10月22日からサービスを開始し、2017年4月1日より、「LIFULL トランクルーム」と名称を変えて運営しています。
さまざまな企業のトランクルーム情報を提供するポータルサイトとなっています。格安な物件が欲しいなどの多様なニーズに対応して、様々な特色や保管形態を持つトランクルームを調べることができます。
そのため、じっくり比較検討したい人に向いています。また自宅や会社近くのトランクルームに預けたいということを優先する人や、格安物件を探したいという人にも向いています。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
収納タイプ | トランクルーム,コンテナ,倉庫,バイクコンテナ |
エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、山梨、長野、新潟、富山、石川、福井、愛知、静岡、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、岡山、広島、島根、鳥取、山口、愛媛、香川、高知、徳島、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
月額使用料 | 1,000円台~(店舗によって価格が異なる) |
トランクルームって何?
トランクルームは、あなたが必要としている物品をあなたの代わりに保管してくれたり、安全・安心な保管場所を提供してくれるサービスです。トランクルームは、個人や法人どちらでも利用することができます。
トランクルームには、大きく分けて3つのタイプがあります。
- トランクルーム
- 屋内型レンタル収納スペース
- 屋外型コンテナ
それぞれについて、説明していきましょう。
1.トランクルーム
倉庫業法によるもので、保管したい物、つまり寄託物を運営会社の指定倉庫に預けるという寄託契約の形態を取っています。業者によっては、提携倉庫業者に預ける形態を取っているところもありますが、いずれにしてもセキュリティは万全です。
寄託物は屋内のトランクルームで大切に保管されます。施設によっては定温・定湿など、寄託物の保管に適した環境に整えてあるトランクルームもあります。国土交通省による優良トランクルームの認定を受けた業者は、認定を受けた性能を表示することができますから、確認するのも良いでしょう。
トランクルームからの物品の出し入れは自由に行えず、中には宅配便を使用しての出し入れのみ可能な業者もあります。車を使わなくても自宅にいながらトランクルームの出し入れができることはメリットの一つです。また少量の場合は格安で保管できる業者もあります。
さらに「物を管理する」ことに重点を置いていることから、単品管理を行っているトランクルーム業者もあります。この場合は梱包単位でなく、物品単位でトランクルームから出し入れできることもメリットです。
2.屋内型レンタル収納スペース
不動産賃貸業者が運営するトランクルームです。スペース貸しとなりますので賃貸借家契約となります。警備会社に警備を委託する等、セキュリティの体制が整えられています。自社ビルでトランクルームを運営する業者もあり、この場合は職員が常駐していますのでさらに安全・安心です。
屋内のトランクルームですので雨風の心配はありません。施設によっては定温・定湿などの環境を整えてあるトランクルームもあります。可能ならば希望するトランクルームの下見をすることも良いでしょう。格安で利用できる業者もあります。
基本的にトランクルームへの物品の出し入れは自由に行えますが、自ら搬入・搬出しなければなりません。但し、提携の配送会社によりトランクルームへの出し入れを行える場合もあります。
3.屋外型コンテナ
不動産賃貸業者が運営するトランクルームで、スペース貸しとなりますので賃貸借家契約となります。警備会社に警備を委託する等、セキュリティの体制が整えられています。
トランクルームは屋外ですが、荷物はコンテナの中ですので基本的に雨風の心配はありません。但しトランクルームへの搬入・搬出の際には雨に濡れることがあります。温度・湿度管理の機能は屋内型レンタル収納スペースよりは劣りますが、大きな物品を車で乗り付けてトランクルームへ預けることができるのは魅力的です。
利用料金は各社まちまちです。中には格安で利用できる業者もあります。
基本的にトランクルームへの物品の出し入れは自由に行えます。またバイクに特化したバイクコンテナもあり、盗難やいたずら防止の対策として好評です。
トランクルームのタイプと向いている荷物について
トランクルームは、大きく分けて3つのタイプに分けることができます。
1.屋内型(トランクルーム)
建物内で荷物を保管するタイプです。運営会社や提携会社の倉庫で保管される「トランクルーム」と、個人専用のスペースが貸し出され貸与された鍵で開け閉めする「レンタル収納スペース」があります。
2.屋外型(コンテナトランク)
屋外にコンテナを並べてあるタイプです。
3.バイクコンテナ
バイクを収納するためのコンテナです。
一口にトランクルームといっても、そのタイプごとに特徴が異なります。そのため向いている荷物や物品の種類、また荷物の預け方や取り出し方法もそれぞれ異なります。
それぞれのトランクルームにはどのような特徴があり、どのタイプを選べば良いのか、詳しく説明していきましょう。
屋内型(トランクルーム)
屋内型のトランクルームやレンタル収納スペースは、以下のような荷物の保管に適しています。
季節物
コートやシーズン品(雛人形等)等があげられます。
デリケートな管理が必要なもの
衣類全般や毛皮、楽器、磁気テープ類(カセットテープ、VHS、8mmテープ等)、電子媒体等があげられます。
保険をかけておきたいもの
美術品や骨董品、高級品、AV機器等があげられます。
出し入れが少ないもの
遺品(両親の思い出の品など)、過去の交際相手との思い出の品、卒業文集等があげられます。また大型家具もこれに入るでしょう。
頻繁に出し入れするもの
書類や在庫品等があげられます。
屋外型(コンテナトランク)
屋外型のコンテナトラックは、以下のような荷物の保管に適しています。
温度・湿度の影響がないもの
家具や工具類は主に室内で使われることもあり、日光や雨を防いでおけば温度や湿度の変化には比較的影響が少ないでしょう。またアウトドア用品、スポーツ用品は屋外で使われるものが多く、温度や湿度の影響を受けないので保管に適しています。
DIY用品、レジャー用品
購入金額にもよりますが保険をかける必要のないものが多く、屋外型コンテナトラックへの保管に適しています。
バイクコンテナ
バイクを収納するためのコンテナで、バイクがちょうど入る大きさに設計されています。屋外に置いたままではたとえキーを抜き施錠していても、第三者によるバイクや部品の盗難被害にあったり、いたずらを受ける危険があります。しかし、コンテナに収納しておけばセキュリティが完備されますので安心です。
また、保管場所も確保されますから駐車場の確保もあわせてできますので便利です。
トランクルームを利用する人ってどんな人?
トランクルームは、どのような人が利用しているのでしょうか。実は、さまざまな人が利用しています。
トランクルームを利用する目的は多種多様ですが、一例をあげると以下のような人に利用されています。
部屋を片付けたい人
不要な荷物の保管場所に、トランクルームは最適です。トランクルームへ荷物を預けると部屋がすっきりしますので、ぜひ活用したいものです。
ピアノなどの楽器類を預かって欲しい人
ピアノなど、楽器によっては場所を取るものです。トランクルームを活用することで、スペースの節約となります。
家族や子供・友達との大切な思い出を保管したい人
趣味・コレクションを収納したい人
大切な物の保管は、空調完備のトランクルームを利用すると安心して保管できます。
引越し・リフォームの際に一時保管したい人
引越やリフォームの場合の一時保管場所としても、トランクルームは最適です。
季節外用品・育児用品を収納したい人
特定の季節や時期にしか使わない物は、使う時だけ手元に置き、それ以外の時期はトランクルームに保管するとスペースの節約になります。
法人・団体で利用する荷物置き場が欲しい人
すぐに使わない書類や備品等はトランクルームに保管すると、スペースの有効活用が図れます。
海外出張する人
海外転勤する人
長期旅行する人
大切なものをトランクルームに保管することで、盗難等の危険から守ることができます。
トランクルームを利用する人が増えている理由
いま、トランクルームを利用する人や企業は増えてきています。その理由は、以下のようなものです。
個人の利用が増えている理由
ライフスタイルの多様化に伴って、個人の持つ荷物の量や種類は増える傾向にあります。その中には手に入れるのが難しい物もありますので、トランクルームなどで大切に保管したいというニーズが増えたことも一つの理由です。
また、これまでの部屋を貸すスタイルのトランクルームに加えて、荷物の梱包単位で預かるサービスも出てきたことも、個人の利用を増やす主な理由の一つといえます。荷物の梱包単位であれば格安で預けることができますから、気軽に預けることができます。中には預かるだけでなく、クリーニング等のサービスを提供するトランクルーム業者もあります。
さらにセキュリティ完備という点から、バイクなど盗難被害に遭いやすい物品を安全に保管できる場所としてトランクルームが知られるようになったこと、また防災という観点から自宅以外の安全な保管場所を求める人が増えたという点も、個人でトランクルームを利用する人が増えた理由の一つといえます。
法人の利用が増えている理由
オフィスの縮小化や効率化は、経費節減の方法としてよく取られる手法です。オフィスを小さくする代わりに物品専用の保管場所を確保する目的で、法人でもトランクルームの利用が増え続けています。トランクルームを利用することで倉庫を借りるよりも格安で保管場所を確保することもできます。空調完備の施設もあり、安心して保管できます。
またセキュリティの観点からもトランクルームは優れています。各トランクルーム業者は警備会社と契約する等、防犯への備えを行っています。運営業者の倉庫で保管するタイプのトランクルームでは、館内入口にセキュリティゲート等を設置し、限られた人しか入館できないようにしています。このため、重要な文書の保管も任せることができる点も、法人のトランクルーム利用を増やした一つの理由といえます。
トランクルームの最適なサイズの選び方
トランクルームを申し込んだものの入れてみたら入らないとなると、せっかく格安で申し込んでも無駄になってしまいます。その一方で、大きすぎるトランクルームも費用の無駄遣いです。
それではあなたに最適なトランクルームのサイズはどのようにして選べばよいか、解説していきましょう。
ダンボール箱に入らないサイズの物品がある場合
この場合は、まず大きい荷物を収納できるサイズのトランクルームを選ぶ必要があります。その後、どのくらいトランクルームのスペースに余裕があるかを考えながら、ダンボール箱に入るサイズの荷物の個数もあわせて、最終的に申し込むトランクルームを決めましょう。
大きいサイズの物品が少数の場合は、サイズを分けて別々のトランクルームサービス、または別々のトランクルーム業者に申し込む方法も検討してください。
ダンボール箱に入るサイズの物品だけの場合
預ける物品がダンボール箱よりも小さい場合は、預けたい荷物がダンボール箱何箱分か?ということを考えて、トランクルームを申し込むと良いでしょう。おおまかな目安は、0.5畳あたりダンボール24箱となっています。
あるいは、住んでいる間取りからトランクルームのサイズを判断する方法もあります。この場合は以下が目安です。
- ワンルームや1DK:1.5畳まで
- 1LDK~2DK:2畳(1坪)~3畳
- 3DK以上:5畳以上
なおダンボール数箱程度であれば、倉庫保管タイプのトランクルーム業者を利用した方が格安です。
倉庫保管タイプのトランクルーム業者を利用する場合の注意
倉庫保管タイプのトランクルーム業者を利用する場合は、大きさに加えて重さの上限も課せられる場合があります。これはトランクルームへの荷物の運送も業者で行うためです。1箱当たりの重さの上限は各業者やサービスによって異なりますので、事前に確認してください。
トランクルームに預けられる物と預けられない物って何?
トランクルームは自宅やオフィスにあふれる物の保管に便利ですが、何でもトランクルームに預けられる訳ではありません。その一方で、預けられるものの中には意外なものもあります。
どのような物がトランクルームに預けられるのか、または預けられないのか。詳しくみていきましょう。
預けられる物
トランクルームには、以下のようなものがよく預けられています。個人用、業務用を問わず、さまざまな物品を預けるためにトランクルームは活用されています。
- バイク、オートバイ
- 荷物
- 洋服
- 本、書類
- 家電
- 家具
- 楽器
- ワイン
- 雑貨
- レジャー用品(サーフィン、アウトドア、スキー用品等)
- 工具類
- 商品の在庫
- 催事で使用した備品
トランクルームにはさまざまなサイズがあります。書類や雑貨であれば小さいトランクルームでも良いでしょう。しかしサーフィンやスキー用品、バイク等は収納できるサイズのトランクルームに預けなければなりません。また、ワインは定温での保存が必要ですので、屋内で空調が完備されたトランクルームへ預ける必要があるでしょう。
このように、トランクルームの大きさや設備内容により、預けられる内容や適した物品が変わりますので、申込みの前によく検討することが必要です。
預けられない物
トランクルームに預けられない物は、トランクルーム運営各社の規約で定められていることが多く、以下のようなものが該当します。
- 変質の可能性があるもの(食料品、酒類、皮製品など)
- 動物や植物などの生物
- 貴重品(現金、貴金属、宝石、各種金券、重要書類、美術品など)
- 高級品(高級衣類、高級家具、高級機器など)
- カビ、サビが発生するもの(濡れた衣類やタオル、鉄など)、水分がある物
- 危険物や可燃物(火薬、シンナー、灯油、ガソリン、塗料、ペンキなど)
- 異臭、悪臭を発するもの(産業廃棄物、腐敗物、汚染物など)
- 法律により所持を禁止されているもの(銃器、刀剣、麻薬など)
- 盗難品や他人の所有物
- 遺骨、遺灰その他これらに類するもの
- その他、収納設備や他の契約者様の人身や財産に損害を及ぼす恐れのある物品
違法な物品はもちろん、トランクルームの建物や設備を汚損したり保管環境を損なう物品、また保険をかけなければならない物品は、トランクルームに預けることはできません。
預けられている意外な物
トランクルームには、規約で禁止されている物品以外は預けることができます。例えば、このような物品も預けられています。
- アニメグッズ
- アイドルの写真集/DVD
- 秘密で購入した高級ブランド品
- 過去の交際相手との思い出の品(写真やプレゼントなど)
- コスプレグッズ
- 靴
- 故人の遺品
同居の家族に知られずにこっそり保管したい、そんな物品が並んでいます。トランクルームなら鍵を持っている契約者以外は開けられませんから、自分だけの秘密のスペースに安心して預けておけるということになります。
また、靴も預けられるトランクルーム業者もあります。中には別料金でシューズクリーニングも行う業者もあります。
故人の遺品も遺骨や遺灰等でなければトランクルームに預けられます。大切に保管したいものですので最適といえるでしょう。
トランクルームの選び方(個人利用者向け)

部屋を片付けたい
おすすめサービス内容:レンタル収納スペース
料金は業者や設備によってさまざまですので、お手頃なトランクルームを選ぶこともできます。また支払い方法も各社さまざまですので、予め契約内容を確認すると良いでしょう。
レジャー用品を保管したい!
おすすめサービス内容:屋外型コンテナトランク
趣味で収集しているものを保管して欲しい
おすすめサービス内容:トランクルーム
トランクルームは倉庫業法で荷物への保証が義務付けられていますので、保険をかけて保管したいものでも安心ですね。
引っ越しがあるので、荷物を一時的に保管したい
おすすめサービス内容:屋内型レンタル収納スペース
トランクルームの選び方(会社利用者向け)

オフィスにたまった文書を保管したい
機密文書もあるので、セキュリティにも万全なところに保管したい。良いトランクルームがないか、選び方を教えて欲しい。
おすすめサービス内容:トランクルーム
さらにトランクルームは倉庫業法で荷物への保証が義務付けられていますので、保険をかけて保管したい物品でも安心です。
使っていない備品をどうにかしたい
おすすめサービス内容:屋内型レンタル収納スペース、または屋外型コンテナトランク
料金はトランクルーム業者、また設備によりさまざまですので、コストが安い施設を選ぶこともできます。また下見を受け付けている業者もあります。予め見積もりを取り、契約内容や支払い方法を確認しておくと良いでしょう。
なお大型の備品の場合は、屋外型コンテナトランクもおすすめです。駐車場完備のトランクルームも多くなっています。
イベントで使うので、一時的にトランクルームを使いたい
おすすめサービス内容:屋内型レンタル収納スペース
トランクルームの利用者の声
トランクルームを使うことで自宅にスペースができ、整理整頓もきちんとできるようになります。物に悩まされていた方がトランクルームの利用によって解決した、利用者の声を見てみましょう。
賃貸マンションで生活しており、家族人数も多いため、仕事で使う工具類や資材を保管する場所に困っていました。
トランクルームを利用することにより経済的に解決することができ、助かっています。
マンション住まいですが子供のおもちゃがどんどん増えて、収納をどうするか悩んでいました。友人のすすめで近所にトランクルームがあることを知り、申し込みました。
また子供をつくる予定があるので、その日のためにトランクルームに大切に保管しておきます。
ときどき使うアウトドア用品の収納場所に困っていました。トランクルームを使うことができ、助かっています。利用中のトランクルームにはまだ余裕があるので、今まで買えなかったものも買おうと思っています。
同居していた両親が他界し一人暮らしになりました。片付けの際に処分できないものや判断のつかないものがあり困っていましたが、トランクルームの看板を見て自宅近くの物件を申し込みました。便利に使えて重宝しています。
トランクルームを借りるまでの契約の流れ
各トランクルーム業者によっても異なりますが、おおまかなトランクルームの契約の流れは以下の通りとなります。
WEBや電話で来店予約
業者によっては店頭のみトランクルームの契約を受け付けるところもあります。この場合は前日までに予約をしておきましょう。
トランクルームの見学
満足の行く利用のためには、実際に見学することが大切です。希望するトランクルームの環境や空調の効き具合等を確認しましょう。
申込み
見学後にそのままトランクルームの申込むことも可能です。業者によっては、書類のやり取りだけで申込みを行うこともできます。
審査
運営会社による審査が行われます。
初期費用の入金
翌月までの利用料金とトランクルームの鍵代が必要となる業者が多いようです。その他、管理費や事務手数料、保証委託料、敷金や礼金は業者により異なりますので、予め確認しましょう。
契約締結
契約締結後、トランクルームの鍵が送付されます。店頭での申込みの場合は、その場で渡されることもあります。
荷物搬入
保管する荷物をトランクルームへ搬入します。
契約時に必要な物
トランクルームの契約時には、以下のものが必要です。
初期費用
翌月までの利用料金と鍵代は必要です。その他は業者により異なります。
印鑑・書類
このうち印鑑・書類については、個人で契約する場合と法人で契約する場合で異なります。この後の項目で解説しますので、確認しておきましょう。
個人で契約する場合
個人でトランクルームを契約する場合は、初期費用に加えて以下のものが必要です。
印鑑
銀行への届け出印が良いでしょう。特に口座振替依頼書を記入する場合は、銀行への届け出印が必須です。
本人確認書類
公的機関が発行した書類が必要です。できれば運転免許証や個人番号カードなど、顔写真付きのものが良いでしょう。詳しくは、業者に確認してください。
法人で契約する場合
法人でトランクルームの契約をする場合、必要とする書類は各社で異なります。予め業者に確認しましょう。
商業登記簿謄本または履歴事項証明書
業者により、必要な書類が異なります。また発行後有効とする期限も異なりますので、予め確認が必要です。
会社の印鑑
認印で良いところ、実印が必要なところがあります。予め確認が必要です。
なお口座振替依頼書を記入する場合は、銀行への届け出印も必要です。
担当者の本人確認書類
公的な本人確認書類が必要です。できれば、顔写真つきの書類が良いでしょう。
最低契約期間や解約金について
トランクルームの短期利用をうたうところでは最低契約期間は1日から設定できるところもあります。しかし多くの業者では、最低利用期間は翌月末までとしているところが多く、この場合1日で利用を終えても翌月末までの料金が必要です。
その後は1ヶ月単位の契約としているところが多いようです。但し半年以内の解約では違約金を請求する業者もあります。逆に、1年ごとにトランクルームの更新料が必要となる業者もあります。いずれも契約前によく確認しましょう。
解約の場合は前月までに電話等で連絡し、解約通知書に記入が必要な業者が多いようです。解約金が必要な業者もあります。解約が認められれば、解約日までにトランクルームから荷物を搬出し、きれいにしましょう。
なお、荷物を業者の倉庫で保管するタイプの業者では、預けた月数分だけの料金のみで良いという業者もあります。予め確認しておくと良いでしょう。